建は、ホントは昨日(さらに正確にゆーと一昨日29日)、
引退試合だったのよね。
行けるもんなら、行きたかったのだ。
メジャーに行っちゃったときはビックリしたし、
寂しかったけど、また広島に帰ってきてくれて、うれしかったのだ。
カープの公式サイトで、建の挨拶を読んだのだ。
またしてもこみ上げてくるモノが。
石原へのメッセージ「よそに行かないで」ってのが、
ひどく切ないのだ…。
金本も新井も江藤も木村拓也も、みんな出てっちゃった。
だけど建は言う。
夢を売る仕事だと。
確かに年俸安いかもだけど、今ヨワヨワかもだけど!
だからこそ、そんなカープをオレのこの腕で優勝させたい!
…とか思てくれなかったのかな。
建は、メジャーに挑戦したけど、また戻ってきてくれた。
そのうち黒田くんも戻ってくるはず。
金に目がくらんで、優勝したくて、なんてことは言わないでほしいのだ。
それって努力しても無駄って事でしょ、新井くん?
そうじゃないと、建は教えてくれたのだ。
そして、自分から与えるべきなのに、みんなからいっぱい与えられたのだと。
んなこと言ってもらえるなんて、ファン冥利に尽きるってものなのだ。
応援してきた甲斐があったと、カープファンは思ってるだろう。
みんなで掲げてた赤い「建さんありがとう」ポスター。
あなたもまた、幸せ者なのだ。
でもやっぱり、おっとせぇたちは、
あなたから勇気や夢や希望をいっぱいもらったのだ。
ありがたう、高橋建。
そして16年間お疲れさまでした。